僕は、今一番気になる学者は、anthony giddensとgregory mankiwです。とはいえ、この二人の書物を沢山読んできたからの結論というわけでない。なんとなく、この二人が気になるだけなのです。
 学生の時は、自分のこと、精神のこと、自分の人生のことがすごく気になっていました。だから、心理学系、教育系、ミクロ社会学系、そして哲学系の書物を沢山読んだ気がします。
 そして、大学を卒業し、一地方公務員として地元の役場で働くようになってからは、社会のこと、法律のこと、経済のこと?が気になってきて、マクロ社会学系、法律学系、政治系、経済系の書物を読むようになった。
 今は、giddensとmankiwの本を読んでいます。しかも原語で、あまり意味わからず読んでいるのですが、いつかわかる日が来ると信じて。
 

 昨日、橋爪大三郎著の「はじめての言語ゲーム」(講談社現代新書)を滋賀県大津市にあるショッピングモールにある本屋で購入した。さっそく、昨日の晩から今日にかけて読んでみた。全体的な感想としては、言語ゲームが何なのかということが分かったような分からないようなというフワフワした感じだ。僕は、橋爪氏には大学時代からシンパシーを持っていたので、橋爪さんの本は何冊か読んでいるが、まだまだ理解できない部分が多い。

高野山

久々の更新です。
 昨日と今日、高野山に行ってきました。ずっと曼荼羅に興味を持っており、念願が叶いました。昨日の朝九時頃に自宅を出発し、高野山に到着したのは昼過ぎくらいでした。意外に近いような気もしました。道中は、さすが金剛密教の聖地であるのか険しい山道を車で登って行きました。
 到着してまず、「奥の院」というところに行きました。いろんな人の墓がありまして、歴史的著名人の墓が何でこんなに沢山あるのかと素朴に疑問に思ってしまいました。織田、豊臣、前田、伊達、法然親鸞等数え上げれば、きりがありません。この場所は結構広かったです。それから、「金剛峰寺」に行きました。庭園、屏風等がすばらしかったです。晩は、宿坊に泊まりました。晩飯は、精進料理だったのですが、めちゃおいしくいただけました。味付けは意外に濃い感じかもです。

 今日は、朝7時から朝のお勤めを少し体験?しました。って座っていただけですがね。それから朝一番で「壇上伽藍」に行きました。ここが高野山の中心とあって、曼荼羅の世界を展開してるようでした。それから「霊宝館」へ行きました。ここは、いろんな展示物があって、美術館のような感じでした。そこで、曼荼羅の本を買いました。それから少し高野山の町を少しぶらぶらしてました。最後に、「徳川家霊台」と「女人堂」へ行きました。

 高野山での僕の滞在は、ざっとこんな感じでした。まだまだ高野山のことが分かっていないので、また来たいです。

 

ルーマンとハーバマス

 社会システム理論家と批判理論家という二人の人物。好対照であり、補完的な関係でもある。工学的(エンジニアリング的)な要素をもったシステム理論、設計主義的、機械的、テクノロジー的な前者。人文的(リベラルアーツ的)な要素をもった批判理論、マルクス主義的、哲学的な後者。勉強するの深い前提として、常に、この二つの考え方があった気がする。文系的な僕は、ハーバマス的なものに沢山触れてきた気もするが、橋爪大三郎宮台真司小室直樹にも沢山触れてきて、工学的なものにも触れてきたとも思う。ウェーバー、デュルケム、マルクスといった古典的な社会科学系な文献、ソクラテスプラトンといった人文的な文献も触れてきたのかな。なんだかよくわかならくなってきたが、今年で30歳になったんですが、なんとなく自分の30年の人格形成に関与してきたものを振り返ってみたくなった。だから、ルーマンとハーバマスということなのかなと。けっして、この二人の文献を沢山読んできたわけではないのだが、象徴としてだ。