数学ブックトーク2017秋 in恵文社
12時前くらいに、一乗寺に着いた。
まずは腹ごしらえを。「つばめ」という食堂にいき、定食と珈琲を。
とても美味しかった。豚の揚げ物、ぱりぱりとした歯ごたえで、美味。
食後のコーヒーもとても美味。
それから、恵文社により、30分ほど本を見る。『日本的感性』、『戸籍と無戸籍』を買う。前者は佐々木健一著で、『美学への招待』がとても気になって、買わなかったけど、ひっかかった人だったので、買うことに。後者は、今年のサントリー学芸賞取った作品で、気になってて、しかも初版だったので、購入することに。
久々の恵文社。久々だったからか、なんだかわからないけど、面白かった。魅力的な本がたくさん。
そして、お目当ての数学ブックトークに。
今回で何回目になるかな。
2015年5月に来て以来、1回休んだだけで、結構来てると思う。
数学だけに限らない、様々な本を紹介するライブみたいな感じ。
今回は、『リーマン』の話が熱かった。
数学的な話を聞いたのは初めてかも。
複素平面、多様体、いろいな言葉、概念が出てきて、とても刺激的。
また、養老孟司氏の『遺言』も紹介され、読んでみたくなった。
『古代ユダヤ誌』と『探究』とラテン語
先日、図書館で『古代ユダヤ誌』を借りた。
この本を借りるに至った経緯はいろいろあるが、8月に大阪で開催の「バベルの塔展」を見にいき、たまたま高橋達史さんの講演があり、幸運にも聞くことができ、紹介されていた本であるから。また、昨年に「古代ギリシャ展」を東京で見たりしたことも大きい。私は聖書を読んだことがなく、なんとなく雰囲気でつかんでいたが、まだ読み始めているところであるが、当たり前に聞こえるかもしれないけど、人類の歴史の物語なのだと思った。一つのドミナントストーリーなんだと。断片的にしか理解できていなかった西洋的な価値を少しでも体系的に理解できるようなればいいなと思って、読んでいるところである。
また、昔買って、眠っていた本『探究』も読み始めている。こちらは、日本語版、英語‐ドイツ語版を持っていて、見比べながら少しずつ読み始めた。著者であるヴィトゲンシュタイン、いろんな人の勧めで、興味があり、関連本をいろいろ読んできた。かなりの変わり者という印象で、断片的な思考回路をされるような印象を持っている。でも、それがなんらかの体系をもっているような気もして、興味がつきない。でも、正直読んでもわからない。でも、読みたいと思う。
最後に、ラテン語。これ、なんとなく興味があり、入門本を買ってみた。今年の1月に買って、読んだり、放置したりって感じ。
これらに共通するのは何だろう。ジブンの興味関心の中心は。
身体化された心
もう5月も半分過ぎたか。
そして、今年ももう少ししたら半分過ぎるのか。
ほんとに月日が経つのは早い。
いつも同じようなことばかり書いている気が。
ちょっと振り返ってみようかな。
4月末あたりから。
29日(金)の昭和の日は、午前中は地域の清掃活動に参加。それから家族でご飯を食べにブロンコベリーに行った。ステーキ宮も近くにあるが、僕はどちらといえば前者のほうが好き。どうしてかというと、おいしいからっていうこと。食べてからは、近くの古着さん、本屋さんに立ち寄った。
30日(土)は、久々にフォレオに行った。本屋さんに行って、沢山買ってしまった。衝動買い的なところもあるかもだけど、大型書店が久々だったので、ちょっと興奮してしまったのかな。
5月に入って、1日は何をしてたかなあ。
あまり覚えてないけど、家でのんびりしてたんだろう。
読書してたのかな。
2日は仕事。
3日は午前中ブックオフに行って、夕方蔦屋でDVD借りて、夜は映画鑑賞。
4日は妻が結婚式に行ったので、こどもたちと家でのんびり。
5日は仕事。
6日は仕事。
とまあこんな感じで、GWは終わった。今年のGWは、平凡な感じだったかも。
まあ、いいや。こんなものもいいのだな。
数学ブックトーク@一乗寺
昨日3月13日(日)、数学ブックトークを聞きに、京都まで行った。
場所が一乗寺にある恵文社であり、京都駅から30分ほどかかるため、ちょっと遠い感じがある。
僕は、この企画に参加するのは、4回目。
初めて参加したのは、2015年5月だったかな。
知ったきっかけは、恵文社に興味があって、そこでチラシを見かけ、数学にも興味があったため、行ってみようかなと。
そこから、8月、11月と参加している。
森田さんを知ったのは、「考える人」という雑誌に記事を書いていたためだ。
その中身についてだが、毎回、数学にまつわる書籍を紹介しつつ、ジブンにまつわる話をしつつ、おもしろ楽しく展開されている。また、数学という枠にとどまるというよりは、近接領域にも触れつつ、特に哲学、コンピュータサイエンス、生物学といったところ。他にもあると思うけど、覚えてない。
今回は、森田さんの本が出たこと、企画側であるミシマ社さんが10周年という節目を迎えることもあってか、0というキーワードで、原点回帰というか、森田さんの思想・思考を形成した本を紹介するという展開で、これまで3回のものとは違う視点からであった。そのなかで、一番印象に残っているのは、francisco varelaのThe Embodied Mindであった。学習するとはどういうことかってことなのかな、あらかじめモデルを覚えさせて、そのとおりに動くということではなく、試行錯誤のなかで、学習していくという形。人と環境との相互作用ということで考えた場合に、環境が規定している部分と人が規定している部分があり、その混ざり合いのなかに現実がある。
それと、wayという言葉に感銘をもった。それぞれの道があるというか、ある概念は、その方向から見た形であり、別の見方は無数にあるということ。対象は同じでも方法論が違うということで、どっちが正しいということではないということ。
アウトレットと幾多郎とこどもたち
この3連休、充実していた。
初日は、午前中、家族でアウトレット滋賀竜王へ。
ひさびさであったこともあり、なんか新鮮。
こども靴をニューバランスで買い、フランフランで、ハンガー二つ、お風呂場のくつを。
それから、いったん自宅に帰り、夕方から電車に乗り、勉強会に参加。
それは京都学派に関するもの。幾多郎にすごく興味を持った。
その理由は、いろいろあるが、一つは、金沢にルーツがあること、日本的なものを掘り下げようとしたことかな。
勉強会に参加しようと思ったきっかけは、それほど強いものではなかったが、参加してすごく良かったと思った。
ただ、この日は、昨日の台風の影響で電車のダイヤが大幅に乱れ、大変だったが。
二日目は、草津のかいおう寿司に、家族で。
初めていくところで、わくわくして、楽しかった。
それから、雑貨屋に行き、八の字クッションを買った。
意外に、これもあたりかも。
あと、こどもの文具をいくつか買った。
それから、本屋さんで、幾多郎の本を一つ購入。初めて幾多郎関係本を買った。
そして本日、最終日、今日は、家でのんびりしたかったが、こどもに振り回され、ちょっと疲れた。でも、幾多郎本は、読み終えることができたので、いいや。
とまあ、駆け足だが、こんな感じの3日間。