憲法とは何か

 岩波新書2006年4月刊行の長谷部恭男著の『憲法とは何か』を読んだ。今までにも憲法の本は何冊か読んできたが、なかなか分かりやすい本だった。今は、立憲主義が当たり前で、リベラルデモクラシー一人勝ちの世界である。冷戦が終るまでは、共産主義か民主主義かであったが。民主主義でも、国によって、大統領制、議院内閣制の二つに分かれるが、私は、議院内閣制のほうが好きかな。大統領制は、危険な気がする。今の議員選挙でさえ、被選挙人の情報がよく分からないのにだからである。
 また、ハートの理論は、面白かった。以前、社会学橋爪大三郎氏の本でも出てきたんで、とっつきやすかったからかな。