ゼネラリストとしての役人とは

 久保田勇夫著の「役人道入門」。もと大蔵省エリート官僚の書いた書物。こういう類の書物は、初めて出会った。意外に役人に向けた役人のための書物って少ないのかも。まぁ、その必要は無いのかな。当たり前のことなんだろう。僕は、地方官吏であり、地方官吏をテーマにした本なんて、益々無い。でも、これからは地方分権の時代であり、地方官吏の時代とも言えるかも。だから、この本読んでみた。内容は、当たり前のことばかりで、つまらないような、でも面白かった。

 僕自身、五年間、地方官吏のとして働いてきたけど、どこまで力着いたかと問われると疑問。文章力、コミュニケーション力、ともにどうだろうなと思う。そもそも様々な課を渡り歩く役人に求められるものって何なんだろう。