矢野健太郎と森毅

 数学を思考の道具として、実用的なツールとして使いたいと思っているのだけど、何をどうしたらいいのか、なかなか取っ掛かりが見つからない。何年か前に矢野健太郎さんの『基礎数学』『公式集』とか買ってみたけど、本棚に眠ってる。で、とりあえず数学の歴史から入ってみようと思い、同じく矢野健太郎さんの『数学物語』『数学の考え方』と森毅さんの『数学の歴史』を読んでみた。古代のエジプト、バビロニアにおける実用的なモノから始まり、ギリシャの数学、そして、17世紀以降の数学という流れがあるそうだ。なんとなく分かった気になった。錯覚だと思うけど。