隣りのチャイナ 橋爪大三郎の中国論

社会学者橋爪大三郎の『隣りのチャイナ 橋爪大三郎の中国論』を読んだ。橋爪さんは、中国語の堪能で、ちょくちょく中国にも行っており、中国の学者、要人等への知り合いも多く、なかなか面白かった。これからは、中国の時代とも言えるので、この本を読んでみ…

「ニート」って言うな!

本田由紀、内藤朝雄、後藤和智の共著の本である。ニート言説の間違いを指摘した本。今は、若者の雇用問題を個人の問題としてとらえ、社会政策としての問題にしてこないのが問題であるということ。今の若者が特別、怠け者であったり、問題であるということで…

論理エンジン

出口汪著の『論理エンジンが学力を劇的に伸ばす』を読んだ。結構興味深く読めた。私は、教育には、とくに自己教育ということに興味があるのだが、この本は、自分の考えを深めるいい内容だった。学問の基礎は、国語と数学にあると思う私であるので、今回は、…

靖国問題の原点

三土修平著の『靖国問題の原点』を読んだ。靖国がらみの本読んだのは、恥ずかしながら、初めてだった。宗教と国家と公共性との関係について考えられて、面白かった。大げさに言えば、明治維新から日清・日露戦争、15年戦争そして敗戦という日本史を学ぶよ…

サイゾー11月号 出口汪

久しぶりに、サイゾー11月号を購入した。立ち読みすら、最近はしてなかったけど、知らないうちに少しリニューアルされてた。この11月号からみたい。記事のなかで、一番興味を引いたのは、宮台真司と出口汪との対談。内容は、国語について。学問の基礎は…

脳死問題

僕は、マル激トークオンデマンドっていうインターネット配信のビデオニュースを見てます。今回のテーマは、脳死問題でした。このテーマは、僕が大学一回の頃、基礎ゼミの友達がテーマに勉強してたので、少し興味ありました。僕は、それほど勉強してませんで…

団塊の世代

NHK教育で、19時から22時まで特集で、団塊の世代を取り上げていた。影響を受けている社会学者橋爪大三郎氏、宮台真司氏が出演するということもあり、見てた。ただ、宮台氏は、VTRでの出演で、時間も少しだけだったし、僕は20時くらいから見始め…

憲法とは何か

岩波新書2006年4月刊行の長谷部恭男著の『憲法とは何か』を読んだ。今までにも憲法の本は何冊か読んできたが、なかなか分かりやすい本だった。今は、立憲主義が当たり前で、リベラルデモクラシー一人勝ちの世界である。冷戦が終るまでは、共産主義か民…

ウェーバー、デュルケム、ジンメル

最近、あんまりというかぜんぜん読書してないし、考えたりもしてない。というわけで、今日は、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」、「自殺論」、「社会学の根本問題」を読んでた。って言っても、ちょっとずつぐらいだけど。何でこの三冊かとい…

古典と現代の巨人

ちょっと思い立って、社会学の整理を少しばかり考えてました。参考文献は、ネットと「別冊宝島 社会学入門」と「アエラムックの社会学がわかる」ですので、軽く感じですが。そこで、得た結論は、やはりウェーバーとデュルケムから始まり、現在は、ギデンズ、…

the problems of philosophy

バートランドラッセルのthe problems of philosophyを読み始めた。とりあえず、一章の現象と実在というところを読んだけど、哲学って感じの内容だった。

行政職・社会福祉職の基礎

社会福祉士の国家試験の基礎学問として、社会学、心理学、法学、医学一般、介護概論という五つの分野があった。このうち、社会学と心理学については、学部専門教育の中で、少しは学んだが、他の分野は、ほんとに触りしかしてなかった。 最近、生活保護の仕事…

世界共和国へ and 社会学入門

柄谷行人氏の岩波新書1001の『世界共和国へ』。柄谷作品は、読んだことなかったんだけど、岩波新書だということもあり、読んでみた。最初は難しかったけど、読後は、めちゃ面白かった。マルクス、ウェーバー、カント、ヘーゲル、ホッブス、ウォーラスティン…

初PDA palm Z22

とうとうPDA買ってしまいました。今日、家に、palm Z22が届きました。ぱっと見て、ちっちゃくて、かわいい感じかな〜!。一番、安いモデルだったので、これにしてしまいました。でも、英語版なので、なかなか日本語化に苦労しそな予感。とりあえず、J-OS…

社会福祉士

社会福祉士は、心理学・社会学・法学がベースになっていると思う。なので、この3分野の学習が必要になる。学生時代に、この三つは、それなりに学習していたが、まだまだ浅い。これからだな!

論座2006年5月号

保守論壇特集が組まれていた。今の保守論壇誌は、日本の戦争の肯定、東京裁判否定と言ったことばかり言っている。確かにそういう側面もあるのかもしれないが、それを主張することで、中国や韓国といったアジアに悪影響があるのではないかみたいなことかな。…

ケースワーカーになってしまったなぁ〜

久々の更新だな!この四月から異動で福祉の仕事することになったのだが、生活保護のケースワーカーになってしまった。まだ慣れてないからなのだろうけど、きついです。老齢世帯、母子世帯、傷病障害世帯等が主な対象になってる。今、我が市において、190…

ゼネラリストとしての役人とは

久保田勇夫著の「役人道入門」。もと大蔵省エリート官僚の書いた書物。こういう類の書物は、初めて出会った。意外に役人に向けた役人のための書物って少ないのかも。まぁ、その必要は無いのかな。当たり前のことなんだろう。僕は、地方官吏であり、地方官吏…

福祉の仕事

四月から、福祉の仕事することになりそうだ。大学の時に、福祉の勉強はかじっていたのだが、就職してから、5年間は、戸籍、住民記録、地方税の関係をしてきたので、四月からは、ちょっと変わりそうだ。 この五年間は、法律を意識することが多かった。戸籍法…

科学と芸術と哲学

17世紀の偉人、デカルト。彼は、科学者であり、哲学者であった。専門分化が進む現代という時代においては、科学者は科学者として、哲学者は哲学者として、のみあるのが普通なのだが、物質的な要素のみで追究する科学者と非物質的な要素を追究する哲学者を…

マンガでわかる統計学他

だいぶ前に買った「マンガでわかる統計学」をパラパラ読んだ。とりあえず、ざくっと全体像をつかみたかったので、飛ばし読みした。なかなか分かりやすかった。偏差値とか正規分布とか確率とか、いろんな言葉が出てきて、面白かったし、身近に感じた。数学的…

メインシステム

人文・社会・自然という三つの科学フィールドがある。私は、主に、前の二つに触れることが多かった。ただこの三つの知識は、道具であり、サブシステムになる。私は、常に、一元的に考えることを好むタイプなので、いろいろな情報を多角的に捉え、一元的に処…

確定申告業務終了

今日で、確定申告終わった。給与の人、年金の人、事業の人、いろんな人が申告に来た。 世の中には、いろんな収入形態があると改めて、感じた。株や不動産から利益を得た人もいた。約一ヶ月に渡る確定申告の季節が終わった。

プラットホームとsbmとrssとsns

ソーシャルブックマーク、rssリーダー、ソーシャルネットワーク等を使う今日この頃だけど、一つ忘れていたことがある。ネットサービスを使う前提のしてのプラットフォームについてである。ソーシャルブックマーク機能を使い、世の中の記事に触れたり、r…

アナログ情報とデジタル情報

最近、新聞読まなくなった。って今までも、それほど読んでなかったけど。でも今までは、新聞読まないといけないという意識はあった。だけど、最近は、その感覚無くなった。薄くなってきた。主要新聞の記事は、サイボウズのrssリーダーを通して得るように…

SNSとSBM

『Social』って言葉がキーワードになってる。つまり『繋がる』ということだ。SNSは人と繋がることだし、SBMは記事で繋がることになる。僕も、SNS、SBMともに今年から始めた。まだ使い始めて日が浅いので、今ここで何かを言えるわけではな…

矢野健太郎と森毅

数学を思考の道具として、実用的なツールとして使いたいと思っているのだけど、何をどうしたらいいのか、なかなか取っ掛かりが見つからない。何年か前に矢野健太郎さんの『基礎数学』『公式集』とか買ってみたけど、本棚に眠ってる。で、とりあえず数学の歴…

思考系ブログ

最近、梅田望夫さんの「ウェブ進化論」読んでる。僕も、2005年から「ヤフー」でブログ始めたけど、書くのって結構難しい。書き続けることも難しいし、何を書くかということも難しい。今の僕のヤフーブログは、日記系になってる。今年から「はてな」でも…

「へんな会社」のつくり方

《はてな》って面白い会社だなと思った。日本のグーグルみたいなイメージかなぁ!新しいモノを提供する企業ということになるのかなぁ!まだまだ僕自身、《はてな》のwebサービスを使いこなせてないなぁ(>__

絶対主義と相対主義

10年前くらいに出た『対論オウム真理教考』をパラパラ読んだ。1996年6月に出た本だが、その中で、思考形態としての絶対主義と相対主義という部分が面白かった。一神教的で真理追究的な絶対的な思考と多神教的で機能追求的な相対的な思考ということな…