今日は、5.15。近頃、いろいろ考えさせられることがある。 ひとことでいえば、人生は空しいということ。大きな衝撃を与えた3.11。 地震、津波、そして原発事故。 コツコツと積み重ねてきたものが一瞬で無くなる。 いろいろなものが、あっという間だ…

原広司さんの『空間<機能から様相へ>』を読んでいる。原さんは、建築家であり、京都駅ビルを設計した人。京都駅ビルは、学生時代に、通学のため毎日といっていいほど、利用していたので、ちょっと親近感もある。まだ、序章しか読んでいないが、建築論から…

最近、数学の大切さを感じ、ちょっと復習中です。具体的には、?集合、?線形代数(行列・ベクトル)、?微積、?確率・統計 また、英語の大切さも感じています。具体的には、?anthony giddensの「The constitution of society」、?itunesUの様々なvideo

4つの伝統

紛争、合理、連帯、相互。 物質、生物、関係、制度。 赤、青、緑、黄。 最近、考えていること。

フッサールとレヴィ・ストロースとピアジェ

『現象学入門』(竹田青嗣著)を読んだ。僕は現象学に興味はあったが、ちゃんと読んだことなかった。主にフッサールの思考についての内容であるが、ヴィトゲンシュタインと相通じるところがあるような気がした。独我論から出発するところがまさしく。何事を…

ダンス・ダンス・ダンス

村上春樹の小説を読んだ。上・下の文庫本。最近、何かと忙しくて、読み終わるまで1ヶ月ぐらいかかってしまった。全体的な内容の印象は、すごく暗いと思った。主人公の生き方にちょっとした憧れを覚えた。すごく自由に生きている。けして安定している生活で…

コンピュータと建築と仕事

□コンピュータと建築 最近、ここ10年間を振りかっている。大学を卒業したのが平成13年(01年)3月だったので、学生という身分でなくなってから、早いもので10年あまりになる。僕は大学卒業後、市役所で勤めだした。平成13年(01年)4月から平…

無線ルータ

昨日、山田電器でバッファローの無線ルータを買いました。 我が家は各部屋に有線LANがあるのですが、HUBが故障してしまい、 暖房の部屋でのインターネットができない状況が続いてました。 ここ数日かなり寒くなってきていたので、思い切って買いました…

ちょっと読書したので、簡単に感想を書いてみたい。 「ニッポンの思想」、「10宅論」、「哲学としての仏教」の3冊。すべてを読んだわけではなく、さらっと読んだだけだが。 僕は思想には関心がある。時代に影響を与えるようなものがそこにあるような気が…

鬼界彰夫の「ヴィトゲンシュタインはこう考えた」を読み終えた。 「論考」と「探究」は購入し、読んだことは読んだが、なかなか内容理解が難しかった。 この本を読むことにより、ヴィトゲンシュタインの人生、考えたことについて触れること でき、ちょっと理…

昨日、橋爪大三郎著の「はじめての言語ゲーム」(講談社現代新書)を滋賀県大津市にあるショッピングモールにある本屋で購入した。さっそく、昨日の晩から今日にかけて読んでみた。全体的な感想としては、言語ゲームが何なのかということが分かったような分…

僕は、今一番気になる学者は、anthony giddensとgregory mankiwです。とはいえ、この二人の書物を沢山読んできたからの結論というわけでない。なんとなく、この二人が気になるだけなのです。 学生の時は、自分のこと、精神のこと、自分の人生のことがすごく…

昨日、橋爪大三郎著の「はじめての言語ゲーム」(講談社現代新書)を滋賀県大津市にあるショッピングモールにある本屋で購入した。さっそく、昨日の晩から今日にかけて読んでみた。全体的な感想としては、言語ゲームが何なのかということが分かったような分…

今年の目標

・小さなことにくよくよしない。 ・家族との時間を大切にする。

論壇の戦後史 1945-1970

意外に面白かった。「世界」全盛時代があり、「朝日ジャーナル」時代になり、論壇不在の時代になるという流れの話だった。

高野山

久々の更新です。 昨日と今日、高野山に行ってきました。ずっと曼荼羅に興味を持っており、念願が叶いました。昨日の朝九時頃に自宅を出発し、高野山に到着したのは昼過ぎくらいでした。意外に近いような気もしました。道中は、さすが金剛密教の聖地であるの…

高野山

ルーマンとハーバマス

社会システム理論家と批判理論家という二人の人物。好対照であり、補完的な関係でもある。工学的(エンジニアリング的)な要素をもったシステム理論、設計主義的、機械的、テクノロジー的な前者。人文的(リベラルアーツ的)な要素をもった批判理論、マルク…

宮沢喜一とローティ

6月28日に二人の人物の訃報が流れた。一人は宮沢喜一、もう一人はリチャード・ローティ。 宮沢は、リベラルと保守が混ざったような人という印象。唯一の戦前からの日本国政府の中枢 にいた人物である。ローティは、アメリカの哲学者であり、プラグマティズム…

幸福論

宮台、鈴木、堀内の『幸福論』を読んだ。幸福とは何かというより、幸福な社会を設計することは可能なのかというテーマに沿って議論されていた。大きく言えば、制度、政策を決定する政治プロセスの話とそれをささえる教育の話の日本柱だった気がする。結局、…

数学的思考法

芳沢光雄著の『数学的思考法 説明力を鍛えるヒント』を読んだ。数学の必要性を説く新書だった。なんだか、ハウツー本みたいな感じがしたので、さらっと読んだ。試行錯誤や深く考えることの道具として算数、数学があり、それを徹底的に鍛えることで、説明する…

日本の現代思想

仲正昌樹著の『日本の現代思想』を読んだ。ポストモダンとはなんだったのかというサブタイトルがついているのだが、戦後日本の思想の変遷を80年代のニューアカブームを中心に書いていた。つまり浅田彰と柄谷行人を中心にということかな。マルクス主義からの…

現代思想入門

仲正昌樹、清家竜介、藤本一勇、北田暁大、毛利嘉孝著の『現代思想入門』を読んだ。戦後の主な思想として、ドイツのフランクフルト学派、フランスのポスト構造主義、イギリス、アメリカのリベラリズム、カルチュラル・スタディーズ&ポストコロニアリズムに…

ウェブ人間論

ウェブ人間論読んだ。梅田さんと平野さんの対談でしたが、面白かった。

右翼と左翼

浅羽通明氏の『右翼と左翼』を読んだ。フランス革命時に語源があるというのは知っていたが、改めて、そのことを再認識できてよかった。現代は、思想的対立が分かりにくく、単純に右、左に分けることができない。政治、経済、文化、外交軍事等、様々な視点が…

拒否できない日本

『拒否できない日本』関岡英之著を読んだ。もっと早く読みたかったけど、ずるずるきてしまった。内容は、なかなか面白かった。明治から第二次大戦までは、ヨーロッパを影響を受けていた日本が、戦後は、もろにアメリカの影響を受けていることを感じた。日本…

アメリカのゆくえ、日本のゆくえ 司馬遼太郎との対話から

霍見芳浩著の『アメリカのゆくえ、日本のゆくえ 司馬遼太郎との対話から』を読んだ。アメリカの建国からの歴史と現在の様子を大まかに、しかも詳しく説明しているような内容で面白かった。アメリカといっても、東部、中西部、南部、西部等地域ごとに、それぞ…

サイゾー12月、1月号

今日は、サイゾー2006年12月号、2007年1月号をざっと読んだ。なかなかユニークな社会系情報誌で、政治、経済、社会、芸能、文化のフィールドを駆け巡っている。

「分かりやすさ」の罠 アイロニカルな批評宣言

2007年一発目の読書は、仲正昌樹の「分かりやすさ」の罠 アイロニカルな批評宣言を読んだ。2006年から読んでた本なんで、厳密に言うと、新春一発目というわけでもないのだが。ヘーゲル、マルクスの弁証法、プラトンまで遡る二分法的思考が、現代を支…

2006年の終わり

今年も今日で終わり。はてなブログでは、日々の出来事(プライベートや仕事)以外の部分のことを書いてきたつもり。ただ、さぼり気味だったので、あまり更新できなかった。もう少しいろんなことを考えてきたかったけど、ダメだったなぁ〜><。もっと読書を…