思想思考

知性改善論

知性改善論の読書会に参加している。 こういう会に参加するのは初めて。 とても新鮮。 自分がなんとなく読書していることに気づく。 「精神と全自然との合一という認識」、「知覚」「認識」そして「概念」、「形相的本質」と「想念的本質」。 17世紀がオラ…

魔術的世界と近代世界

GW真っ最中。 今日は雲の多い快晴。 とても暑くなってきた。 ビールが美味しい季節になりつつある。 このGWは読書、reading中心。 今、面白く読んだのが、イエイツの記憶術。 これ、めっちゃ面白い。 キケロの古代から始まり、アウグスティヌスを参照しつつ…

本でまなぶこと、街がおしえてくれること①

昨日、土曜日、国立国会図書館関西館に行きました。 生まれて、初めて。 存在すら知らなかった、今まで。 なぜ知ったのか、覚えてないけど、70周年記念の特別講演会をするという出来事を聞いて、その会場がたまたまそこだった。 最初は、電車で行こうと思…

『古代ユダヤ誌』と『探究』とラテン語

先日、図書館で『古代ユダヤ誌』を借りた。 この本を借りるに至った経緯はいろいろあるが、8月に大阪で開催の「バベルの塔展」を見にいき、たまたま高橋達史さんの講演があり、幸運にも聞くことができ、紹介されていた本であるから。また、昨年に「古代ギリ…

昨日10月28日(日)に"kindle paperwhite 3G"を予約した。 3Gか、Wi-Fiかどちらにしようか迷ったが、3Gに決めた。 決め手は、やっぱりLINKED。 ネットワークにつながっていたほうが便利であると思ったから。

先日、ブックオフで、苫米地英人氏の本が目にとまったので、思わず購入した。 2冊買ったのですが、比較的薄い本でもあったこともあり、あっさり読んでしまいました。 苫米地氏と言えば、洗脳というキーワードで有名かもしれませんが、意外に面白く読むこと…

私は些細なことで、くよくよしてしまいます。 とくに視力のことにはナーバスになってしまいます。 少しでも暗いところで作業をしてしまうと、目が悪くなってしまったのではないか、1時間を超えてパソコン操作、読書、テレビ視聴等の比較的近距離での作業を…

社会に入って、10年ほどになる。 戸籍、住民基本台帳の仕事、ケースワーカー、施設の維持管理等をしてきた。 社会に入るまでは、自分のこと、人間のことに関心をもち、発達心理、社会心理をかじった。 社会に入ってからは、制度のこと、法律のことに関心を…

竹田青嗣の新書を読んだ。 哲学には、それなりに関心はあり、ラッセル、ウィトゲンシュタインらの書物を読んだことはあったが、カント・ヘーゲルは一度も読んだことが無いことに気がついた。とはいえ、原文ではなく、解説本なので、読んだうちにはならないが…

今日は、5.15。近頃、いろいろ考えさせられることがある。 ひとことでいえば、人生は空しいということ。大きな衝撃を与えた3.11。 地震、津波、そして原発事故。 コツコツと積み重ねてきたものが一瞬で無くなる。 いろいろなものが、あっという間だ…

原広司さんの『空間<機能から様相へ>』を読んでいる。原さんは、建築家であり、京都駅ビルを設計した人。京都駅ビルは、学生時代に、通学のため毎日といっていいほど、利用していたので、ちょっと親近感もある。まだ、序章しか読んでいないが、建築論から…

最近、数学の大切さを感じ、ちょっと復習中です。具体的には、?集合、?線形代数(行列・ベクトル)、?微積、?確率・統計 また、英語の大切さも感じています。具体的には、?anthony giddensの「The constitution of society」、?itunesUの様々なvideo

フッサールとレヴィ・ストロースとピアジェ

『現象学入門』(竹田青嗣著)を読んだ。僕は現象学に興味はあったが、ちゃんと読んだことなかった。主にフッサールの思考についての内容であるが、ヴィトゲンシュタインと相通じるところがあるような気がした。独我論から出発するところがまさしく。何事を…

コンピュータと建築と仕事

□コンピュータと建築 最近、ここ10年間を振りかっている。大学を卒業したのが平成13年(01年)3月だったので、学生という身分でなくなってから、早いもので10年あまりになる。僕は大学卒業後、市役所で勤めだした。平成13年(01年)4月から平…

ちょっと読書したので、簡単に感想を書いてみたい。 「ニッポンの思想」、「10宅論」、「哲学としての仏教」の3冊。すべてを読んだわけではなく、さらっと読んだだけだが。 僕は思想には関心がある。時代に影響を与えるようなものがそこにあるような気が…

鬼界彰夫の「ヴィトゲンシュタインはこう考えた」を読み終えた。 「論考」と「探究」は購入し、読んだことは読んだが、なかなか内容理解が難しかった。 この本を読むことにより、ヴィトゲンシュタインの人生、考えたことについて触れること でき、ちょっと理…

昨日、橋爪大三郎著の「はじめての言語ゲーム」(講談社現代新書)を滋賀県大津市にあるショッピングモールにある本屋で購入した。さっそく、昨日の晩から今日にかけて読んでみた。全体的な感想としては、言語ゲームが何なのかということが分かったような分…

昨日、橋爪大三郎著の「はじめての言語ゲーム」(講談社現代新書)を滋賀県大津市にあるショッピングモールにある本屋で購入した。さっそく、昨日の晩から今日にかけて読んでみた。全体的な感想としては、言語ゲームが何なのかということが分かったような分…

今年の目標

・小さなことにくよくよしない。 ・家族との時間を大切にする。

ルーマンとハーバマス

社会システム理論家と批判理論家という二人の人物。好対照であり、補完的な関係でもある。工学的(エンジニアリング的)な要素をもったシステム理論、設計主義的、機械的、テクノロジー的な前者。人文的(リベラルアーツ的)な要素をもった批判理論、マルク…

日本の現代思想

仲正昌樹著の『日本の現代思想』を読んだ。ポストモダンとはなんだったのかというサブタイトルがついているのだが、戦後日本の思想の変遷を80年代のニューアカブームを中心に書いていた。つまり浅田彰と柄谷行人を中心にということかな。マルクス主義からの…

現代思想入門

仲正昌樹、清家竜介、藤本一勇、北田暁大、毛利嘉孝著の『現代思想入門』を読んだ。戦後の主な思想として、ドイツのフランクフルト学派、フランスのポスト構造主義、イギリス、アメリカのリベラリズム、カルチュラル・スタディーズ&ポストコロニアリズムに…

右翼と左翼

浅羽通明氏の『右翼と左翼』を読んだ。フランス革命時に語源があるというのは知っていたが、改めて、そのことを再認識できてよかった。現代は、思想的対立が分かりにくく、単純に右、左に分けることができない。政治、経済、文化、外交軍事等、様々な視点が…

「分かりやすさ」の罠 アイロニカルな批評宣言

2007年一発目の読書は、仲正昌樹の「分かりやすさ」の罠 アイロニカルな批評宣言を読んだ。2006年から読んでた本なんで、厳密に言うと、新春一発目というわけでもないのだが。ヘーゲル、マルクスの弁証法、プラトンまで遡る二分法的思考が、現代を支…

2006年の終わり

今年も今日で終わり。はてなブログでは、日々の出来事(プライベートや仕事)以外の部分のことを書いてきたつもり。ただ、さぼり気味だったので、あまり更新できなかった。もう少しいろんなことを考えてきたかったけど、ダメだったなぁ〜><。もっと読書を…

論理エンジン

出口汪著の『論理エンジンが学力を劇的に伸ばす』を読んだ。結構興味深く読めた。私は、教育には、とくに自己教育ということに興味があるのだが、この本は、自分の考えを深めるいい内容だった。学問の基礎は、国語と数学にあると思う私であるので、今回は、…

サイゾー11月号 出口汪

久しぶりに、サイゾー11月号を購入した。立ち読みすら、最近はしてなかったけど、知らないうちに少しリニューアルされてた。この11月号からみたい。記事のなかで、一番興味を引いたのは、宮台真司と出口汪との対談。内容は、国語について。学問の基礎は…

ウェーバー、デュルケム、ジンメル

最近、あんまりというかぜんぜん読書してないし、考えたりもしてない。というわけで、今日は、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」、「自殺論」、「社会学の根本問題」を読んでた。って言っても、ちょっとずつぐらいだけど。何でこの三冊かとい…

古典と現代の巨人

ちょっと思い立って、社会学の整理を少しばかり考えてました。参考文献は、ネットと「別冊宝島 社会学入門」と「アエラムックの社会学がわかる」ですので、軽く感じですが。そこで、得た結論は、やはりウェーバーとデュルケムから始まり、現在は、ギデンズ、…

the problems of philosophy

バートランドラッセルのthe problems of philosophyを読み始めた。とりあえず、一章の現象と実在というところを読んだけど、哲学って感じの内容だった。